チンギスハン米国株永久投資

投資歴40年リタイア済の67歳シニア。凡人投資家が米国株永久投資

米株は割高なのか?ハイテク好調!データで検証!

米国株が好調です、その中でもMSFTなどハイテクが好調です

この記事は素人・凡人向けのものです。また「買い」「売り」を促すものではありません。「買うな」ということもないです。「売るな」とは言いたいですが(笑)

また論文でもないので個人の感想が多く含まれています。

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「市場に取り残されたくない」というコメントをいくつかいただきました。

まとまったお金があるので市場が好調なうちに投資したいということです。

 

私も同じ悩みを抱えているので人ごとではないです。そこで自分なりに考えて記事にしました。

S&Pは自己ルールの適正水準の上限に来ている

予想PERで17から20が自分が決めたS&P500の適正水準です。

現在19.8とかで上限に近づいています。

この数字は根拠があるものではありません。なので自己ルールなのです。

とはいえそれなりに勉強したこともあるので書きます。

1 PER15が適正水準とされてきた

現在でもそう書いてある本やブログは多いです。

むしろ私のようにPER20を適正としている方が少数派です。

きっかけはバフェット氏の発言です。「米株は高すぎないか?」と聞かれたのに対して「現在の低い金利水準では割高とは言えない。むしろ適正といえる」と言いました。

2017年のことです。

今から振り返れば、さすがバフェット氏!割高と思って買いを止めた人、あるいは売った人は今に至る大きな上昇を逃したわけです。

2 金利と株価、PERって関係あるの?

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リーマンショック以前は5%を越える政策金利(FF金利)が常態でした。

PER15が適正というのはこの時の水準なのです。

PER15での株式の年間の利回りは

1÷15=6.6%です。

金利が5%以上の時には株式というリスク資産には上乗せの必要がありますから6.6%は適正と言えます。金利が8%のときには割高資産といえます。

 

しかしリーマン以降は金融緩和が常態となり現在の政策金利(FF金利)は1.5%から1.75%です。FRBはこれ以上の下げはしないと表明しています。

 

長期金利(10年国債)の金利は現在1.9%ほど。

 

それで計算すると上記のPER15の年利回りの6.6%はいかにも株式に有利すぎです。

だからもう少し高いのが適正になります。このことをバフェット氏は言いたかったのです。しかし彼は具体的な数字は上げませんでした。

まあこれは「秘中の秘」でありまた影響も大きいので言わないでしょうね。

3 適正な株価水準は?

リーマン以前とは少なくとも3%以上は金利が低下しています。

さらに量的にもじゃぶじゃぶと供給しています。

 

この3%の差はPERに換算するといくらが適正かは調べたけどわかりませんでした。

なので自分で計算すると

PER20だと年利率5%となり、長期金利にプラス3.1%ですから上乗せ分としては十分過ぎます。

これが私の適正予想PER20の理由です。

 

しかし1.9%にいくら足すかは決まった数字はないので、リーマン前の1.5%プラスだと年利回り3.5%、つまり1÷3.5%でPER28でもおかしくはないです。

 

つまり私の20という数字はこれでもかなり「クッション多め」「控えめ」な数字です。

4 現在のPER20弱も「割高」と決めつけることはできない

S&Pが個人ルールの20に限りなく接近してきました。

しかし上記のようにこの数字は絶対なものではないので安心してください。

受け取る人によってルールは様々で、いかようにも取れるということです。

 

ただし上記のようにPERが28を越えると「上乗せ分が1.5%を切る」のでさすがに行き過ぎと感じます。

 

「で、結論は?それなりに収まりをつけなさいよ!」と言われるかもしれないので

 

現在の米株は納得がいく水準で「割高」と言える水準ではない

とはいえ受け取り方はそれぞれなので自己ルールは自分でお決めください

 

私としては

インデックス定期買いはそのまま継続で問題なし

保有株の買い増しも継続で問題なし

新規の買いについては私にはなんとも言えません。自分は当分しないです。

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好調なハイテクなど高成長株のデータをまとめてみた

好調な米株のなかでも大手ハイテクの快進撃が続いています。

実態を整理しました。

下は過去1年間の株価の成長率です

下から青がS&Pで24.7%の伸び、黄色がナスダックで30.9%、ピンクがグロースETFのVUGで30.9%、薄い青がナスダック100のQQQで35%の伸び、一番上の紫がハイテクETFのVGTで46.9%の伸び、配当は含まずです。

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◇ナスダックよりナスダック100ETFのQQQが4%上回っている。大手企業の伸びが大きい。QQQはナスダックより有利で有力!VUGも有力!年間経費はQQQが0.2%VUGが0.04%とVUGが安い。

◇昨年の10月から差が大きくなっている。

何で昨年10月から快進撃なの?

FRBが①金利の下げはもうしない②その代わり量的緩和はする

月額6百億ドルを量的緩和すると言ったんだよ。期限は今年の6月まで。

この期限も状況によっては延長ありだろう。

 

つまりFRBは金利も量的緩和もリーマン以前に戻ることはない

とはっきり宣言したからなんだ!

株式市場が恐れる「過度な引き締め」はないってことだね!

でもこんなに上がって大丈夫なんでしょうか?

って思いますよね。バブルじゃあないんでしょうか?

 

実態を見てみますね。

<大手ハイテクの成長率データ>2020年1月14日SBI証券、成長率はGS調べ

2020,1,14 株価 予想 配当 予想売上 予想EPS 
    PER 成長率 成長率
MSFT 163.3 30 1.3 13 11
AAPL 317 23.7 1 11 6
FB 221.9 33.1 0 36 22
GOOGL 1440 30.7 0 15 18
AMZN 1891 91.5 0 26 18
MA 315.2 40.2 0.5 18 14
V 195.3 31.3 0.6 15 11

1 S&Pの予想PERの20と比べると高いです

2 MSFTを例に取るとPER30は年間利回り3.3%で長期金利を1.4%上回る水準。

さらに今年のEPS成長率の11%分株価が伸びるとすると正当化できます。

3 FBなんか売上36%EPS22%とか驚異的な伸び

どちらかというと出遅れていたFBですが、業績予想はいいです。

4 成長率からみるとまだまだ上昇余地があるってみてる人が多いだろうね。

 

「人ごとみたいに言ってあなたはどうするのさ?」

 

「うーん、難しいね」

「セオリーから言うと、保有のMSFT、V、MAは買い増しを継続することになるね」

「でもMAなんか300ドルを遥かに超えちゃったから心理的な抵抗感はあるね。

「以前買いまししたのが270ドルだからね」

 

「保有のVGTはETFなんで安心感あるから買いましは問題なしだね」

「直前の買い増しは220ドルで今255ドルとちょっと遅れたけど」

もう少し丸いQQQとかVUGもいいとも思うんだけど「新規買い」になるから考えどころだね。

しかしMSFTやVやMAの買い増しの代わりと考えればいいのかな。

そんなところですね。

 

ついでにハイテク以外では

2020,1,14 株価 予想PER 配当
NEE 246.4 31.1 2.1
JPM 137.2 13 2.7
JNJ 145.7 20.8 2.6
MCD 206.5 26.7 2.4
DHR 159.6 46.1 0.4

相変わらずNEEは好調でPERが30を超えた

JNJは訴訟を抱えているので、数字だけ見れば割安感が強い。

DHRは愛好者が多いダナハーだけど数字で見ると人気度がすごいね。

 

「では今日の結論をどうぞ!」

 

はい

1 かなりの上昇だが「割高」とは思っていない」

2 「株価が上がるから買いたい」という心理には気をつけたい

自己ルールで行動するのが安全と思う

3 ナスダックのRSI(14)は77とかなり過熱感が出てきた。

♧80を越えると「過熱」と判断される。記事によっては75のところも。

とにかくかなりの過熱、つまりみんな「買い気」になっている。

→「市場が強気の時には冷静に」という格言もあるし

「流れにはついていけ」という逆の格言もあって困る!

どちらも「市場の雰囲気に流されるな」ということなんだろう。

 

以上です。それではあなたのさらなる投資の成功を願って記事を〆ます。

 

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