チンギスハンのブログ

投資歴40年リタイア済の67歳シニア。永久保有を目指して米国株を投資中

米量的緩和発動で緩和が常識になる。株価水準も変わる

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FRBが月額600億ドルの国債購入で量的緩和発動

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9月に利下げしてFF金利は現在1.75%~2.0%です。

単純計算ではあと7回引き下げが可能です。

トランプみたいに「大幅に引き下げろ」といっている人もいますがFRBとしてはこの貯金を大事に使いたいところです。

 

しかし先が見えると見透かされます。

「どうせあと7回だろう」みたいな。

 

ところが今回FRBは「量的緩和」を発表しました。

月額600億ドルで米短期国債などを買うそうです。

規模はかつてのQEに匹敵する大きなものです。

 

これは大きな意味を持ちます。

 

というのはFRBの資産膨張については昨年までは「元の状態に戻すだろう」という見方が一般的でした。

FRBの国債などの保有資産はリーマン・ショック後の金融緩和でリーマン前の4倍の規模に膨れて上がっていました 

 

これはリーマンショックから立ち直るための「非常手段」と見られていたのです。

むろん市場は「恒常的な緩和」を望みますが、FRB主流は元に戻して「正常化」するだろうと思われていたのです。

 FRBの資産階入れが心配されたわけ

リーマン前は金利は5%以上が「常態」でした。

だから景気が回復すると買った国債の価値が下がり「不良資産化」してFRBのバランスシートが痛み、信用が損なわれると考えたのです。

当時からすれば5%以上が通常の金利でしたから常識だったわけです。

過去10年の米長期金利の推移

チャート

ところが実際には長期金利は低下していき(国債価格は上昇)むしろ含み益の常態になったのです。

 

その後償還になる国債は買い替えてFRBの資産は増えも減りもしない状態が続きました。

 

資産を減らすと「引き締め」と受け取り市場が混乱することを恐れたのです。

 

事実「正常化」を匂わせたバーナンキにより株価が下落したこともありました。

 

しかし今後金利が以前のように5%以上になるなら資産は減らしておくのが賢明です。だから常識的には「資産圧縮」に動くのは当たり前です。

 

再度買い入れを増やす=金利が以前になることはない

とFRBが認めたことになります。

リーマン以前のFRBの姿には戻らない、

FRBが資産を持つのは構わない

今の金利水準が低すぎることはない

と認めたわけです。

 

これは将来の金利上昇に怯えていた市場や不動産業者や様々な人を安心させます。

同時に膨大な国債や株式を購入している日銀にとっても「追認」「お墨付き」「非難できない」ことになります。

言い方を変えると我が日銀はFRBより先を行っていたといえます。

喜んでいいとも思いませんが。

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これからの世界は「低金利」が常態→投資が有利

これは今までも予想はされていましたが「米国は違うだろう」という見方もありました。

しかしFRBが「資産縮小はしない」から「資産拡大に動く」ことで世界共通の認識になりました。

ざっくり言えばこれからは「投資が有利」になる。と言えます。

 

また高止まりして「債券バブル」と言われていた状態がバブルではないことになり、債券を大量に保有する金融機関に安心感を与えます。

 

また不動産への好影響はさらに大きいです。

 

米国の不動産は金利に敏感です。今後の低金利が約束されれば市場は堅調になります。

 

すべてての投資が有利になります。

株式投資の基準値も変わる

これも以前から言われてきたことですが株式の適正価格の基準も変わります。

リーマン以前は金利は5%以上、予想PERは15が基準だった。

しかし金利が2%以下で0%台もアリうることになると株価水準も当然変わります。

バフェットも「金利水準が安いので以前の尺度では測れない」と言っています

 

計算してみると簡単です。長期金利が5%なら株式はリスクがあるのでそれよりも高い利回りが求められます。プラス1.5%で6.5%の年利回りなら適正価格は予想PER15は必須になります。

 

ところが金利が1.7%の現在の状態ならプラス1.5%のプレミアムを付けても3.2%になり予想PERは30でもOKになります。

 

一気に30はどうかと思いますが、20なら十分OKと言えます。昔の基準のPER15を使っていると「すべての株が割高」に見えて買えなくなってしまいます。

そしてPER15以下の株を買うと下落のトラブルに巻き込まれたりします。

適正の基準が低すぎるために起こる現象です。

 

昔の投資本では15を使っているところも多いので自分なりに修正する必要があります。

私の自己ルールでは予想PER17~20は適正としています。現在のS&Pの18は適正の範囲です。

FRBの「引き締め」が原因の景気後退・株価下落の可能性は少なくなる

昨年暮れの株価下落は「引き締め懸念」が原因の一つでした。

今回の発動で「引き締め」が原因になる可能性はぐっと減りました。

 

今後上値抵抗線を上に抜ければ再び新高値を目指しそうです。

今後に注目です。

 

お知らせ

米国駐在員の「もみあげさん」に量的緩和についてのより詳しい記事があります。あわせて御覧ください。

【朗報】FRB量的緩和のドーピングで株価上昇を期待!だが投資家は要注意の理由とは? - ”もみあげ”の米国株投資-お金で幸せになる!-

 

以上です。

追補

昨日の記事

はあまり人気がなかったです。

投資に前向きになっている人に「投資で消耗するな」というのですから不人気なのもうなづけます。タイトルの付け方が相変わらず下手です。

ただ投資は私の経験では「前がかり」になっている時はうまくいかないことが多いです。入れ込みすぎるのですね。逆に大きな損をするのもそんな時です。

 

安定的な投資をしているなら「景気後退」も「株価下落」もこわくありません。

今の難しい時期ではそんなに有利な投資も無いでしょうから、研究はともかくしっかり楽しめるときに楽しんで欲しいと思ったのです。

 

腰痛やらで制約がある私の素直な気持ちだったのです。若くて健康な方には伝わりにくいかもですね。

 

それでは皆様の良い投資を!

今回の動画は→です 量的緩和発動で緩和が常識になる→すべての投資が有利になる - YouTube

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