9月1日米中が新たな関税実施に踏み切りました。
スポンサーリンク
もともとの額が違いすぎる
米国の輸入額が5500億ドルに対して中国の輸入が1100億ドルと土台が違いすぎます。
だから中国はこの戦いはスべきではなかったのです。
中国のつまづきの始まりになるだろう
私達が歴史を見る時に「あのことが分岐点だったんだ」という出来事を知ります。
今回の貿易戦争はそういう「事件」になると思います。
それは柔軟に対応する道もあったからです。
それをせずに「強気一辺倒の対応」をするのはかれら共産党のやり方です。
オバマ大統領のように折れる人の場合はそれで得をしましたが今回のように躓くこともあります。
メンツにこだわって経済をおかしくした
中国は加工貿易でここまで成長してきました。
今回メンツにこだわって製造業がピンチになりました。
そうなると投資も金融もおかしくなります。
大きな成長が前提で設計されているからです。
だから流れを停滞させる政策は好ましくないです。
うんと妥協しても貿易は縮小させるべきではないです。
それができなかったので中国の時代は終わったと見ます。
「どっちもどっち」ではない
NHKなどの報道を見ると「双方に痛みが出る」とどっちもどっち論がされています。
しかし次世代のハイテク覇権争いなので「公正」なルール作りが必要です。
中国の今までの「パクリ」で成長は許されることではありません。
中国も世界のリーダーの一角になるなら著作権などは避けて通れない問題です。
それには今回はいい機会で合ったはずです。
自分からやるのは良くて「外圧」に屈するのは恥だというのは合理的ではないです。
さらに言えば自己改革は既得権が絡んでいて実行できないでしょう。
韓国もこの傾向が強いですが「ここまでだった」ということでしょう。
中国の低成長は世界は織り込んでいない
高成長はいつまでも続くものではないので、分母も大きくなりますし、中国も低成長になることは確かですが、世界はまだそのことを織り込んでいません。
だからIMFもOECDも今年世界全体で3.2%で来年3.4とか3.5%とかの楽観的な成長率予測を出しているのです。
それが次々と下方修正になり特に新興国の株安につながっているのはご存知のとおりです。
投資先としては米国以外考えられません。
スポンサーリンク
中国が米国に取って代わることはない
中国が米国を経済で追い抜くという予測がありますがそれはないか、随分先に伸びたと思います。
今回中国政府は「一辺倒な対応」しかしないことを証明しました。
2位企業が硬直化していては1位企業に勝てないのは明白です。
成長率が下がりながらもなんとか持ちこたえれば上出来と思います。
中国がどうなるかは予測できない
これは予測できないですね。
ニュースに振り回されないようにしたい
8月初めの関税表明から1ヶ月経ちましたが進展はなかったです。
その間の株価は
8月末に「中国から電話があった」というトランプ発言で上昇しました。
これからもいろんなニュースで上下するのでしょう。
うっかり飛びつくのは避けたいと思っています。
貿易問題が進展しないのに上昇するとは思えません。
以上です。
それではみなさまの良い投資を!
下をクリックして応援いただけばありがたいです。よろしくおねがいします。
スポンサーリンク