チンギスハンのブログ

投資歴40年リタイア済の67歳シニア。永久保有を目指して米国株を投資中

「1.25億の現金を投資に回したい」・・・ご相談へのご返事

♡ご相談を別ブログ「チンギスハンの安心の資産運用」に頂いたのでそちらに昨日書きました。ご返事も頂いたので記事の性質上こちらがふさわしいと思い移動しました。

Sさんよりご質問をいただきました。

コメント欄に頂いたのですがかなり詳しく書いていただいたので、身バレしても何なので私がデータを書き直しました。またコメントは公開していません。

1 自営の42歳のご主人と41歳の奥さんでお子さんが2人。

ご主人はウエブメデイア事業を一人で自宅で法人として運営。

奥さんは医師でお勤め。

2 収入は合計で月に75万+賞与

3 ご主人は法人にされているとのこと。

4 現金資産は7000万で法人が5500万

5 イデコや積立ニーサは実践済みとのこと。

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<ご相談の件>

合計で1.25億の現金は使う予定もないので投資したいとのことです。

対象は米国株のインデックスとVGTをお考えとのことです。

イデコや積立ニーサとは別に月額100万ほどを米国株にドルコスト法で積み立てたいとのことです。個人が60万、法人が40万。

<ご返事>

この手の相談は「たぱぞう」さんの専門分野なのですが、セカンドオピニオンというのもありますから何かのご縁でしょうから私なりに書きます。

嫌なところはスルーしてください。

投資はそれぞれのお考えなのでアドバイスは難しい

銀行や証券会社は目的がはっきりしているのでどっさりの投資提案をします。

対して私は素人で凡人でリタイアしたシニアですからかなりディフェンシブな提案になります。

アドバイスが難しい理由。

(1)時期によって大きく違う

投資の評価は結果次第で大きく変わります。

右肩上がりの順調な時期は「目一杯投資した人が勝ちです」しかもハイテクなどのグロース株の投資が効果的です。

下は過去5年のV、MSFT、VGT、VOOの比較チャート。

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VやMSFTは3倍強になっています。VGTも120%の上昇です。対してS&Pインデックスは50%の増加です。

5年前はV、MA、MSFTへの投資が一番リターンは良かったです。

この時点でのアドバイスは「強気」「ハイテク投資」が正解と言えます。

現在は「超秘密の銘柄群」のパフォーマンスは非ハイテクが追い上げて並んでいるところです。だからハイテクが正解とは言い切れません。

ただし一時的な下落はあるかもしれないけれど長期的にはハイテクの優位は続くと見ています。だからVGTへの投資は賛成です。

現時点での私の見方は「中立」です。景気後退の可能性が高いけどそんなに弱気になる必要もない。→毎月積み立ては継続すべし。です。

2 目的や優先順位が違う

現在Sさんは40歳の働き盛りで社会の中軸です。そして毎年の収支が大幅な黒字になっています。だからさしあたっての問題は何もありません。

将来に向けての投資が現在の仕事や子育ての邪魔にならないようにすることが優先順位が高いです。

貯蓄も毎年増えてきてこれからも増えていくはずです。

♡私の意見

資産の額が大きいのでこれをフルに活用しようとすると上にも下にも大きく振れることになり本業に差し支える可能性があります。

しばらくは「本業第一」で投資は「経験を積む」ことを主目標にされるのはいかがでしょうか。時期もそんなに簡単な場面でもないですし。

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3 現在一番のリスクは円高

米国の利下げ、緩和がこれからも続きそうなのに対して日本の緩和の手段は限られます。

現在米国の長期金利(米国債10年)が1.5%に対して日本は何とマイナス0.27%です。

米国に対して追随しての緩和は限界があります。

さらにトランプ政権はドル安志向なので今後円高が進む可能性が高いです。

ここ2年で10%くらいはあると思っています。今年すでに6%ほど進んでいます

 補足 ドル安にしても資金が米国から逃げる心配はないから

逆にいうと日本円は金利がマイナスでも欲しがる通貨なのです。

金利のつかない金も買われて上昇しています。

 

ドル建てで見ると米国投資が有利ですが円建てだと簡単ではない時期です。

為替がどう動くかはなかなか読めませんし。

だから海外投資は規模を限定してリスクを抑える必要があると思っています。

4 為替リスクをさけて日本円での投資も視野に入れる

日本円の下落リスクにも対応したいとありました。インフレリスクですね。

幸い日本のインフレ率は高くなく今後さらに低下しそうです。0.5%くらいでしょうか。

だから日本円でも大した目減りではないです。2年で1%ほどですから。

しかし1.25億もあるとそれでも125万円ですから大きいともいえます。

 

私は日本円の一部で7月に「スリム国内債券インデックス」を買いました。

中身は日本の長期国債です。

年に1.5%くらいのリターンが見込めます。

そうすると日本円の30ー40%ほどで買っておくとインフレへのヘッジにはなります。ただし必ずプラスになるわけではないです。元本割れのリスクはあります。

 

現在好調のJリートもありますがこちらも下落リスクはあります。

ただし配当利回りは4.3%あるので(自分が買っているもの)インフレ対抗にはなります。下は東証3466ラ・サールロジ、倉庫対象のリートです。

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日本株の低迷を尻目に上がり続けています。高所恐怖症になりそうです。

しかし現在投資するということは「ここで乗っていくこと」だと思っています。私は7月から少しずつ買ってます。

♡米国株志向の方に日本の投資の提案をしたのは円高リスクを避けての投資の提案です。米国とは別枠になります。

5 投資しているうちに景色も変わる

投資している人は暴落が起こると一晩で弱気になります。ちょうど先週の金曜の状態です。トランプのツイートでみんな不幸になりました。

 

手持ちの現金が多いと電卓で割り算して投資額を決めるとひと月の投資金額は100万くらいになりますよね。

しかし感覚的にそれが自分に合っているかはやってみるしかありません。

だから1月ごとに夫婦で話し合われて見られたらどうでしょうか。

額は素直に増減されればいいのです。

6 実際の精神的な許容度はかなり小さい。20ー30%くらい。

大ていは計算よりも精神的な許容度はうんと低いのが普通です。

個人差はありますが4分の1か5分の1がふつうです。

だから始めからそのくらいの小さい規模ではじめて少しずつ大きくしていく選択肢もあります。

どちらにするかはお好みで。

7 暴落には売らずにストップで対処

これは私の意見です。「売らなきゃよかった」の後悔が一番多いし、精神的にこたえます。だからどんなことがあっても、特にインデックスやVGTは「売らない」ことを「主義」「方針」にしています。(他の銘柄への乗り換えは別)

不安に感じたら新規投資を「ストップ」すれば楽になります。何も損をしません。

最後に、これはご家庭しだいだけど、担当をはっきりさせてリスクを分割する

仲のいいご夫婦の感じが伝わってきます。

性格にもよりますが、自分が損するのは構わないが他人に損させるのは気が咎めます。

反対の性格の人もいるでしょうが。

なので自分の決定、判断が全体の利益を損なう可能性があると「消極的」になる可能性があります。

だから思い切って投資をするためには1.25億のお金をご主人、奥さん、法人と分けてみるのも一法です。

投資内容は同じで構わないです。

どこかで見解が分かれるかもしれません。

投資はどちらかと言うと「譲り合い」よりも「自己主張」が強い方がうまくいきます。

そんな時に分けてあれば遠慮なく投資できます。

 

とりあえず以上です。たぱぞうさんが書かれているのをよく読むのですが、なかなかああいうふうにはいきません。まとまりませんがこの辺が私の限界です。

♡追伸 その後Sさんから丁寧な御返事をいただきました。ご主人と話し合いながら経験を積みつつ進められるそうです。

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