チンギスハンのブログ

投資歴40年2017年にリタイア済。米国株に投資中。グロース、高配当株、インデックス保有。

<株式投資家必見>これから多くの人が株式から離れると思う理由。

先週は大荒れでした。指数で3%を超える下落もありましたね。乱高下するのは相場の終盤と言われます。これからは終盤特有の出来事に備えなければいけませんね。

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今年参入してきた人の多くは去るだろう。

残念ですがそう思います。株式投資は有利であるにも関わらずです。それは期間の長さに関係します。今年1年で見れば銘柄選びに成功した一部を除きほとんどの人がマイナスになっているはずだからです。下はS&P2年チャート。

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人間は自分の経験を大事にします。自分がやってきてうまくいかなかったという事実はとても重いです。これをどう考えたらいいのでしょうか?

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あなたは株式投資で年に何%のリターンを求めますか?

10%それは欲張りすぎでしょう?5%なるほど控えめですね。じゃあその数字の根拠はなんですか?めんどうなこと聞いてごめんなさい。でもここのところがはっきりしていないと株式投資に「過大な期待」を寄せてしまうと思うんです。そして「思いのほか儲からないな、別のを探そう」となってしまいます。

長期的にはその国の経済成長率よりちょっと高いリターンが得られる。

と理解しています。ところで経済成長率には「名目」と「実質」があります。国によってインフレ率は違いますから。だから名目ーインフレ率=実質となります。

   2018年 2019年 2020年 OECD予測実質成長率 

米国 2.9%  2.7%  2.1%

日本 0.9%  1.0%  0.7%

と米国が高くなっています。株式投資のリターンはこれよりも高いはずですね。

なぜか? それはその国の経済活動の総和というか平均がGDPですがその中で選ばれた大企業の集団は経済効率がいいからです。例えばS&P500は全米での上位500社を対象とします。そこに入っているということ自体が効率よく稼いでいるという証です。資本主義の冷徹な事実です。したがって株式投資のリターンは1.5倍くらいとみると4.5%くらいでしょうか。ただしGDPは年によって変化します。上記を見ると来年、再来年と少しずつ減っていますね。それにインフレ率を足したものがその年の期待株式リターンです。そうするとインフレ率の2%を加えて6.5%になります。

 短期でリターンを得ようとするのは無理がある。

しかし6.5%というのは理論値です。実際は将来を見込んですでに高めに上昇してきたといえます。だから今回の下落はその先行し過ぎた部分の調整ともいえます。長期的に保有して平均的に理論値が得られれば十分です。

さえない展開に愛想を尽かす人は多い

今後数年はさえない展開が予想されます。これは長期的には避けられない調整です。しかしそのことによって多くの方が株式投資を見切って市場から離れると思います。さえないと思う理由は

(1)過剰の期待が含まれていたこと。このところの下落で調整した株価ですがまだS&Pの予想PERは11月末の数字で16.8です。平均的なPERとされる15より10%ほど高めです。まだ「割安」とまでは言えません。(2)GDPつまりEPSの鈍化が予想されること。上記のGDP予測も2019年は下方修正されました。今後もさらなる下方修正もありえます。市場はEPSの伸びの鈍化に敏感になっています。

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好調な時だけ注目される。

わかりやすく言うと上記チャートで長期線の上方にある時注目され多くの人が参入し、下方になってからは逆に多くの人が離れるのでしょう。そのことによってさらに株価は下落し下にオーバーシュートする。その目安は20%くらい?PERでは12台ととらえています。正真正銘の「割安時」には誰にも見向きされない。そしてそこで底を打って再度上昇サイクルに入る。

株式投資の有利性を取り込むためには

今回株式投資から離れた人が再び市場に戻ってくるのは何年か先の再上昇時でしょう。戻らない方も多いでしょう。そうやってピケティのいう資本家サイドに入る機会は失われます。すべての原因は株式のリターンは「長期的で確率的」でしかないことへの理解が足りないことだと思います。6回サイコロを振って1の目が出なかったからといっても不思議はないのです。6万回やればちゃんと1万回に近い1の目が出ます。

今日の結論

長期的に有利な株式投資も短期間では成果が出ない。長期的に取り組める自分に合った方法が必要だ。個人的には昨日紹介した「S&Pインデックスドルコスト法」をこれから最下点までのどこかで開始して最下点で最大となる「含み損」を耐えて投資を継続できればリターンと成功体験が得られると思う。以上です。今日は長くて失礼しました。それではみなさんのよい投資を!

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