チンギスハンのブログ

投資歴40年2017年にリタイア済。投資に役立つ日々の話題を書きます。

福島原発事故で経験した日本株の問題点!?

こんにちは。ケン(チンギスハン)です。

一つの出来事ですべてがわかる瞬間ってありますよね?

私が日本株についてそう感じた瞬間もそうでした。実は福島原発事故の当時私はかの東電株を保有していました。金額は150万ほど。高配当安定株の位置づけでした。

そしてその結果は皆さんの方がよくご存じでしょうから省きます。

事故を受けて東電株は2千円台から3百円台まで急降下。仕方ありませんよね。私は5百円台で売却。しかし、知り合いは超強気で逆張りで応戦。私も逆張りの誘惑に強くかられましたががまん。逆張りの根拠は「東電ともなれば国有と同じ、国が何とかするはず」「つぶれるわけがない」という信仰のようなものです。

基本に返って考えれば、企業がつぶれると真っ先に株主は権利を失います。労働債権やら税金やらよりも順位は下です。投資者責任というやつです。しかし、東電では私だけでなく多くの人がこの原則を軽く見ていました。だからこそ逆張りで買い向かったのです。結果は惨敗。

みなさんはこれをどう思いますか?

「東電みたいなくそ会社に投資する方がアホ」と言えますか?

私が東電に投資したのは日本で一番「堅い、つぶれない、安全な」企業と信じたからです。それはあのトヨタよりも堅実とさえ言われていました。日本の電力業界では一位、世界でも屈指の電力会社で、しかも事実上の地域独占でした。経団連の会長も複数輩出して日本を代表する企業の一つです。しかしそんなこともむなしく、事故であえなく会社は沈没!あえて潰さなかったのは政府の方針でしょう。

時の政府は民主党の菅直人内閣。実は私はこの人が大嫌いです!民主党も大嫌い!理由は、自分の都合、信条、立場、イデオロギーのために福島の人たちの生命や安全を危険にさらしたからです。一例として、ノウハウをもっていた同盟国の米国、米軍の支援協力を断りました。反米だったからです。原発事故という未曽有の国の危機なのに、そして国民の生命が危機にさらされているのに、自分のイデオロギーにこだわり、この支援を断ったのです。まさに最低の首相!そう思いませんか?みなさん。株主として百万と少しを一瞬で損した恨みも入ってはいるでしょうがね。

逆張りで損した人たちと一緒に検討しました。

「まだケンさんはいいよ現物だから」「こっちは信用で大損害」という嘆き節から、「運が悪かったとしかいいようがないなあ!」「地震は誰にも想定できないものなあ」

みなさんはどう思いますか?

結論からいうとね、私は「運だけのせいだとは思えない」「日本企業ならどこにでも起こり得る!」と結論したんですよ。

それは福島の事故の電源をめぐる設計ミスからもわかります。エリートの集まりである東電や三菱重工業は把握していたでしょうし事実その報告もなされています。しかし実際はリスクは解消されませんでした。なぜ?

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株主にとっての最大のリスクは会社がつぶれること。では社員は?

会社が倒産すると株主はすべてを失います。株主は、経営陣、社員を含めて利害は共通してると信じています。でも果たしてそうでしょうか?

日本では今でも不正経理、不正検査、不正工事が横行しています。詳しくは書きませんね。これらもその該当企業だけの問題だと思われますか?私は「日本の体質も影響している」と考えたのです。「終身雇用」です。私は理系出身ですから、現場の技術職の立場とします。その時私の最適な行動は「何としても会社に残る」ことです。一流企業の待遇は相対的に恵まれており転職は著しく不利です。不正を断り、結果として会社を去ることは、個人としては大きな不利益です。大会社をやめて苦労している人の話はあふれています。一方部署ぐるみで不正検査をした場合の不利益は限定されます。会社に居続ける確率も高いです。だから一社員としては、不正をする方が合理的な行動になります。ましてや家族がいれば当然です。私なら100%そうします。

この構造が温存されている限り不正、事故は起こり得る。

それも、会社の存続にかかわる規模でです。一番立場の弱い株主としてはリスクが大きすぎます。そう考えて、この時以来自分は日本株への見方を変えました。それは「メインの投資市場として日本はリスクが高すぎる」というものです。現在日本株の保有はありません。ただしこれはあくまで私の考えです。日本株投資家のみなさんがこのリスクを承知した上での投資ならばいうことはありません。しかしそうでなければ、考慮しておく問題と思い記事にしました。それではみなさまのよい投資を!

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